前回の投稿(債務整理のご相談を増やすには)でも同じようなことを書いていますが、現在も債務整理関連のキーワードについてのSEO対策に取り組んでいるものの苦戦中です。

当事務所のもう1つのウェブサイトは、2002年2月の開業当初に取得したドメイン名(office-takashima.com)により運用しています。

そのせいもあってか、多くのキーワードについてのGoogle検索順位で、千葉県松戸市の司法書士事務所の中では圧倒的に強い状態を長年にわたり維持しています。

たとえば、「司法書士 松戸」とか「相続登記 松戸」とか、司法書士事務所のウェブサイトならば上位表示されたいであろうキーワードでは軒並み1位となっております(なお、「相続登記 松戸」では松戸市役所のページが1位ですが、当事務所サイトが2位となっています)。

私自身も、新たに当ウェブサイト(shihou-shoshi.com)を開設した際、ゆくゆくはこちらをメインに育てていきたいとの考えを持っていたものの、いつまで経っても旧サイトの順位を上回ることができず今に至る次第です。

しかしながら、それだけ強力だと考えていた office-takashima.com のウェブサイトですが、司法書士事務所以外と競合しているキーワードについては、いつしか検索順位で苦戦するようになっています。

たとえば、債務整理関連では法律事務所(弁護士)と、会社設立登記関連では税理士、会計士、行政書士などと競合しています。かつては、これらのキーワードに関しても、千葉県松戸市内の士業によるサイト中では非常に強かったはずが、いつのまにか検索順位が下落しています。

債務整理関連の場合では、法律事務所によるサイトの他にも、弁護士検索サイトなども上位に入っており、自力でSEO対策をおこなっている零細司法書士事務所が、それらのサイトと競っていくのは難しい状況になっていると思われます。

他士業と競合しているキーワードの検索順位を見ると、司法書士だけで順位を争っているキーワードはまだまだ競争がゆるいのだろうと実感させられます。相続登記など現時点では他士業と競合していないものについても、将来がとても心配になってきます。

現在、司法書士などの士業事務所がネット集客をするなら、SEO対策による他には、Google広告などのリスティング広告がおもな手段となるでしょう(YouTube、Instagram、Twitter、TikTok、facebook などによる集客に取り組んでいる方もいるでしょうが、私には守備範囲外なので効果があるのかどうかも含めてよく分かりません)。

ところが、上記のいずれについても、今から始めるのは非常に厳しい状況にあります。SEO対策で上位表示されるのは難しいですし、リスティング広告は費用が高騰しており個人が参入するのは大変です。

毎回同じような悲観的な話しばかり書いているようですが、嘆いてばかりいても仕方ないので、任意整理自己破産個人再生について個別のページを新たに作ってみました。

今のところ順位上昇は見られないですが、SEOによる集客の時代が終焉を迎えるまでは地道な努力(悪あがき?)を続けていくしかないと考えています。