前回の記事(ペンギンアップデートが実施される)を書いた後も、検索順位が不安定な状況がずっと続いています。今が不安定だというよりは、これからのGoogleは頻繁な順位変動を繰り返すのが通常なのかもしれないと思ってしまうくらいに。

下のスクリーンショット画面は、今朝(2016/10/13)にGRCで順位チェックしたときの結果です。「司法書士 松戸」、「司法書士 松戸市」では1ランクダウンして3位、「松戸 司法書士」では1ランクダウンの4位、「松戸市 司法書士」では3ランクダウンの5位と全て下落していました。

司法書士松戸の検索順位

日々の変動に一喜一憂しても仕方ないとは思いつつも、今まで抜かれたことのないサイトにも負けていたりしてかなりショッキングな結果です。そんなわけで、午後になって何度か検索してみたところ、「司法書士 松戸」をはじめ4パターン全てで2位に戻っていることが確認できました。

まだまだ安心している場合じゃないですが、いくら変動を繰り返しても最終的には落ち着くべきところに戻るのだろうと一応は思えています。検索順位の乱高下を繰り返した結果、上位を維持できなかったサイトの評価はそれだけのものだったと。

Webサイトは正しく評価されているのか?

私の印象に過ぎませんが、今回のペンギンアップデート後には、古くからあるドメインのサイトの評価が高くなっているような気がします。力を入れてコンテンツを作成し上位に上がってきた新興サイトたちが、ことごとく順位を下げているような。

また、いかにもSEO業者に頼んでリンクの力だけで上位表示されているように見えるサイトの順位が戻ってきているようにも思えます。こういうサイトは何年も更新されている気配がないのに、検索結果の上位に表示されています。

つまり、稚拙な自演リンクは適切に無効化するものの、SEO業者による巧妙なリンクは見破れないので、高額な対策費をかけているサイトは検索順位をかえって上げているというわけです。

もしそれが事実であり全体的な傾向だったとすれば、今回のペンギンアップデートは改悪だったといえます。ただし、今回のアップデート以降は「ペンギンののデータがリアルタイムで更新されるようになる」そうですから、失敗だと決めつけるのは早いですが。

ただし、ブラックハットSEOのサイトが上位表示されてしまうことはあっても、真面目に作り込んでいるサイトがちゃんと評価されるのは絶対的な事実だと思います。何度も書いているかとは思いますが、私の作っているサイトがGoogleからペナルティを受けたことはありませんし、一時的に順位が下落したとしても時が経てばまた戻ってきています。

リンクに頼らないSEOはすぐに結果が出るものでは無いですし、自分が正しいことをおこなっているのか不安になるものです。しかし、すぐに結果が見えなくてもサイトを更新し、記事を書き続けた人だけが成果を得ることができるのです。

順位安定せず(2016/10/14追記)

本日も相変わらず順位変動が続いています。今日の「松戸 司法書士」での検索結果は下のスクリーンショット画面のとおり、当事務所の旧サイトが2つ続いた後に、現在のメインサイトが続いています。

松戸司法書士

長年更新をしていない「事務所案内・プロフィール」のページが「松戸 司法書士」で2位とはさすがにおかしいです。さらに同一ドメインのサイトが2つ続いているのもいかがなものでしょう。今回のペンギンアップデートでGoogleは一体なにをしようとしているのか、日を追うごとに混乱が深まっていくばかりに思えます。毎日、検索順位のことばかり考えている人なんて極めて少数派なのでしょうが。

サイトへのアクセス数が戻る(2016/10/19追記)

先日の追記した時点と同様に、「松戸 司法書士」で検索すると旧ウェブサイトの「事務所案内・プロフィール」のページが2位に表示される状況は変わっていませんが、当Webサイトへのアクセス数はペンギンアップデート開始以前に戻ってきたようです。

Google Analyticsによれば、平日のセッション数がペンギンアップデート開始以前は2000を超えることが多かったのが、10月に入ってからは100程度減少していました。それが10月17日(月曜)が1,982、18日(火曜日)は2,004と回復してきたようです。

このまま検索順位、セッション数ともに安定したとすれば、当事務所Webサイトへはペンギンアップデートによる悪影響はなかったことになりとりあえずは一安心です。