自分が保有するウェブサイトのページビュー数はGoogle Analyticsなどにより確認することができます。

私の経験からすると、司法書士事務所ウェブサイトの場合にはページビュー数が多いからといって、実際の集客に成功しているとは限りません。

たとえば、当ウェブサイトで最もページビューが多いのは「清算結了登記の決算報告書の書き方」とのタイトルのブログ記事で、最近1ヶ月間のページビュー数は1,973となっています。

サイト全体のページビュー数は21,260なので、上記ページのページビュー数が9.28%を占めていることになります。今回は特別に10位までのデータをお見せしますが、アクセスを集めているのはお問い合わせには繋がらなそうなブログ記事ばかりであることがお分かりいただけるかと思います。

たとえば、一般の方に向けた相続登記のページが多数のアクセスを集めているのならばお問い合わせも増えるでしょうが、当ウェブサイトをご覧になっているのは同業者が大多数である可能性も大であるわけです。

それでも、集客には役立たないとしても、検索上位に表示されページビュー数の多い記事が多数あることによってウェブサイト全体へのGoogleからの評価も上がり、結果的には集客に繋がるということもあるのだと考えています。

そんなことを踏まえて、集客に成功している司法書士事務所ウェブサイトにはどのくらいの月間ページビュー数があるのでしょうか。

少しGoogle検索してみたものの、実際の数字を出している記事などはなかなか見当たりませんでした。

当ウェブサイトの場合、最近になりアクセス数が半減している状況ではありますが、この1ヶ月のページビュー数は上記のとおり21,260です。また、現在も安定したアクセスを集めている、過去の当事務所メインサイトについてはこの1ヶ月の月間ページビュー数が53,897でした。

2つのサイトを合わせると、1ヶ月のページビュー数は約7万5千にもなりますが、それでもお問い合わせが非常に多いというような状況にはありません。

先にも書いたように、ページビューの大多数が同業者などによるものであることや、また、見込み客からのアクセスであってもサイトの出来が悪くてすぐに離脱されてしまった可能性もあるでしょう。

さらには、サイトにアクセスしてくるのは当事務所のある千葉県松戸市周辺の人とは限りませんから、見てくださっても全く集客には繋がらないということもあります。

とくに結論もない投稿となってしまいましたが、ウェブサイトのSEOのみで満足な集客を得るのはやはり難しいということになってしまいそうです。

そうかといえば、Twitterに流れていた話では、「交通事故のリスティングが1クリック7,000円」なんてのを見かけました。弁護士のお話ですが、相続登記なんかでもかなりクリック単価が高騰しているのかもしれません。

更に厳しい話になってしまいましたが、今度は明るい話を書いてみたいと思っております。