本日現在、「相続登記 松戸」でGoogle検索すると、下のスクリーンショットのような「AIによる概要」が表示されます。
当事務所にとってありがたいことに、この「AIによる概要」の冒頭には次のような記載がされています。高島司法書士事務所の文字には、当事務所ウェブサイトへのリンクも貼られています。
松戸市で相続登記に関するご相談は、千葉地方法務局松戸支局や、高島司法書士事務所などの専門家にご相談ください。相続登記は、不動産の所有者が亡くなった際に、相続人に名義を変更する手続きです。早めの手続きをおすすめします
「AIによる概要」は、スポンサー(Google広告)よりは下に表示されるとしても、オーガニック検索の1位よりは上ですから、多少なりとも集客効果あることを期待しています。
ただし、自慢げに書いておいて何ですが、AIによる概要にうまく表示されるにするためのSEOは存在しないと思われます。
そもそもの話として、「相続登記 松戸」では、松戸市による「土地・家屋の所有者がお亡くなりになったとき」とのタイトルのページに続き、当事務所の「相続登記 | 松戸駅徒歩1分の高島司法書士事務所(千葉県松戸市)」が2位となっています。
つまり、単純にオーガニック検索で上位のページを紹介しているだけであるわけです。よって、オーガニック検索で上位になれば、AIによる概要でも紹介されやすいということです。
少なくとも現状においては、AIが独自に優れたページを見つけてきて紹介するというようなものではないと。
それでも、AIによる概要で表示される内容はどんどん変わっているので、ごく短期間のうちに劇的な変化を遂げるのかもしれません。
しかしながら、どんなページならば進化したAIに採り上げてもらえるのかといえば、それはGoogleの利用者にとって役立つページであるべきなのは当然ですから、これまで通り、良質なコンテンツを作成する努力をするのが1番だという当然の結論になります。
ChatGPTの嘘に騙された話
ところで、生成AIは急激な進化を遂げているといわれますが、うまく使いこなせていない私にとっては、何に役立つのかまだよく分かりません。
先日は、ブログ(WordPress)にエラーが出て困っていたとき、ふと思い立ってChatGPTにエラーメッセージをそのまま放り込んでみました。
すると、驚くべきことに、エラーが出る原因に続き、どのファイルのどの箇所を修正すればよいのか、一瞬で回答が出てきたのです。
興奮しながら、そのファイルの指示された行を確認すると、そんなソースコードは全く存在しない。
相変わらず、全くの嘘を堂々と吐き出す癖は変わっていませんでした。
司法書士である私の場合、不動産登記など自分の専門分野の話ならが、ChatGPTの回答に嘘があれば一瞬で見抜くことができますが、プログラミング言語など専門外のことだと簡単に騙されてしまいます。
そうであれば、不動産登記の専門家ではない一般の方にとって、生成AIが吐き出す嘘に気付くのが難しいのは当然こと。
私が生成AIを使いこなせるようになるのは、まだしばらく先のことになりそうです。