shihou-shoshi.comの成長記録のその2として、現在の主要なキーワードでの検索順位を記しておきます。主要というのはSEOを意識しており、かつ、定期的に検索順位のチェックをおこなっているキーワードです。

たとえば、司法書士事務所のWebサイトであれば、相続登記、相続放棄、会社設立、債務整理などいろいろなキーワードが考えられますが、このような誰でも思いつくようなキーワードは競合が激しく、検索順位の上位に入るのは容易でありません。

そこで、「相続登記」など一語のキーワードについてのSEOを主におこないつつ、並行して「相続登記 松戸」など地域名を加えたキーワードについても順位チェックをおこなっています。なお、ターゲットキーワードに地域名を加えたキーワードについてのSEOに懐疑的であることは、最近の記事(士業のSEO対策は地域名から?)にも書いたばかりですが、達成しやすい現実的な目標としてやはり必要だと考えます。

たとえば、相続登記の一語だけでひたすら上位表示を目指しても結果を出すのは困難でしょう。そこで、並行して「相続登記 松戸」で上位を目指していけば比較的容易に達成できるかもしれません。結果が見えやすい目標を設定していくのも大切なポイントです。

もう一つ重要なのは、検索される回数は少ないとしても、「相続登記 松戸」で検索した人は、「松戸で相続登記の手続きを依頼したい」と考えている可能性が高いことです。そういう意味でも、千葉県や松戸市などの地域名を含めたSEOも最低限おこなっていくべきでしょう。

前置きが長くなりましたが、現在の当Webサイトの検索順位のご報告に入ります。

現在の当Webサイトの検索順位

最初は、「相続登記」での検索順位です。相続登記とは、「相続を原因とする不動産の所有権移転登記」のことですが、そもそもの問題として、相続登記という言葉がターゲットとして相応しいのかかがなかなか難しいところです。

一般の方が相続登記をしたいとき、検索で使用するキーワードは相続登記ではなく、「名義変更」かもしれません。または、もっとシンプルに「土地 相続」なのか。結局は、相続登記をメインとしつつ、周辺のキーワードにも対応できるようにするしかないと考えています。

・相続登記 松戸 10位
・相続登記 42位

いきなり大したことない順位のご報告となりましたが、言い訳をさせていただくと「相続登記 松戸」で1位から3位には当事務所の旧ウェブサイト(office-takashima.com)のページが並んでいます。さらに、当事務所が所有する2サイト(shihou-takashima.com,相続登記.jp.net)も入っているので、つまりは、当事務所サイトが10位以内に6ページも入っているわけです。

そんな事情もあって、最も歴史の新しい当Webサイトのページはまだまだ弱いようです。さらには、10位に入っているページも相続登記についてのメインページではなく、わかりやすい相続登記のページです。と、ここまで書いてきて、相続登記のページに本格的なてこ入れが必要に思えてきました・・・。

相続登記の1語についてはさらに苦戦しています。42位に入っているページは、数次相続による相続登記(遺産分割協議書)のページです。

ところで、この「数次相続による相続登記(遺産分割協議書)」のページは、「数次相続」の1語だと2位です。相続登記だと42位なのが、数次相続では2位であるわけです。

実際、このページへのアクセス数は非常に多いです。Google Analyticsによれば、直近1ヶ月間の合計ページビュー数55,507のうち、2,324(4.19%)を占めています。このように、思わぬキーワードで上位表示され、アクセス数の増加に繋がることがあるのが面白いところであり、また、SEOの難しいところでもあります。

ただし、数次相続など専門的な用語で上位表示されたとしても、そのアクセスの大部分は同業者や隣接士業によるものだと考えられ、ご依頼には全く繋がらないと思われます。

続いて、私がSEOに力を入れているキーワードに「相続放棄」があります。

・相続放棄 松戸 7位
・相続放棄 100位圏外

力を入れているといいながら、相続放棄でも苦戦しています。現時点で「相続放棄 松戸」の1位から3位は当事務所サイトです(下のスクリーンショットは検索結果の画面です)。当事務所サイトが上位にいるからまだいいとしても、ご覧いただきたいのは新サイトなのですから、上位を目指していかなければなりません。

相続放棄の検索順位

さらに、相続放棄の1語では、相続放棄.jp.netが23位に入っているものの、当Webサイトの相続放棄のページは100位にも入っていません。

検索順位のご報告といいながら、悲惨な現状を自身で認識する結果となってしまいました。新サイトの検索順位が順調に上がっているわけではなく、今でも既存サイトの後塵を拝しているばかりのようです。それでも、悲惨な現状を開示したことで、ターゲットキーワードのみでの順位と、地域名(松戸)を含めた場合との、seoの難易度の違いを実感していただけたかとは思います。

他にもSEOをおこなっていきたいキーワードはあるのですが、「相続登記」、「相続放棄」についても少しは順位を上げていけるよう努力してみたいと思います。よい結果が得られたら、またご報告をするつもりです。