2016年9月にペンギンアップデート4.0が実施されてから、昨年中はひたすら検索順位の変動が続いておりましたが、当事務所のWebサイトについては今年に入ってからは平穏無事な状態となっております。

司法書士松戸の検索順位(2017年1月)

上のスクリーンショットは検索順位チェックツールGRCの画面ですが、2016年12月下旬からは当WebサイトのTOPページ( https://www.shihou-shoshi.com/ )が「司法書士 松戸」の検索キーワードでほぼ2位をキープし続けているのが分かります。1位は当事務所の旧Webサイト( http://www.office-takashima.com/ )なので、当事務所Webサイトが1,2位に位置するかつての状況に戻ったわけであり、一時期の順位乱高下は終息したものと思われます。

ただ、3位以降については不安定な状況が続いているようですし、当事務所のWebサイトについてもキーワードによっては順位の変動が続いているものも多くあります。したがって、やはりペンギンアップデート4.0意向のGoogle検索は順位が変動し続けるのが標準だと考えるべきなのでしょう。それでも、当事務所の2つのWebサイトのように、他より圧倒的に強いものについては変動に巻き込まれなくなったのだと思われます。

また、個々のキーワードでは順位変動が続いていても、Webサイト全体へのアクセス数が落ち込んでいなければ広告効果に影響はないと推測することができます。インターネットを利用しての集客をおこなうにあたっては、コンテンツの充実やSEO対策に一層力を注いでいく必要がありそうです。とりあえず、ホームページを作ってみたというレベルでは全く集客はできないと思われます。

ちなみにGoogleアナリティクスによれば、2017年1月の当Webサイトへのセッション数は49,201で、最高は1月23日の2,231です。正月期間中のアクセスが少なかったものの、それ以降はしっかりとアクセスを集めています。

当事務所Webサイトの場合、お問い合わせには絶対に繋がらないようなブログ記事へのアクセス数も多いので、ここまでのセッション数は通常必要ないかと思いますが、インターネットによる集客をおこなうというからにはそれなりのアクセス数を集めることは必須でしょう。

2017年1月のセッション数

ホームページが1番に出てきたから電話してみた?

相談に来た方から今も良く言われるのが、「検索したら高島司法書士事務所のホームページが1番に出てきたから連絡してみた」というようなお話しです。同じようなことを何度も書いておりますが、SEOのことなど知らない一般の方は「1位に表示されるところなら安心なはず」と判断している場合が多いようです。

SEOに力を入れているからその司法書士事務所が上位に表示されていると考えるのではなく、信頼できる世評価の高い司法書士事務所だから上位に表示されているというわけです。実際にお話を聞いてみたわけではありませんが、「1番に出てきたから」とか「1位だったから」との言葉を頻繁に耳にすることからもそう考えざるを得ません。

ただ、当事務所ではGoogle AdWords(検索連動型広告)も利用しておりますので、もしかしたら検索順位の1番に表示された当事務所ではなく、下のスクリーンショットのような広告を見て1番だと認識されている方もいるのかもしれません。はっきり「広告」と表示されていますが、そんな細かいこと(?)は気にしない方も多いでしょうし。

リスティング広告

正直なところ、AdWordsの効果がどれ程あるのかは全く把握できていません。もしかしたら、ほとんど意味がないんじゃないかという気もしています。そのため、AdWordsの利用は最低限の取りこぼしを無くすことを目的とし、予算設定を抑えることで広告費用が嵩みすぎないようにしています。

月に10万円とかそれなりの予算を使うつもりであればかなりの数のクリックを得られるはずですが、それが問合せに繋がっているのかを判断するのは難しいと思われます。そして、当事務所のような零細事業者にとり、広告がどんどんクリックされて費用が増大していくのを見ると心穏やかでいられません。