SEO対策の話と直接には関係ありませんが、ここのところ事務所あての間違い電話が非常に多くなっています。

法務局、裁判所などと間違えて電話をかけてくるほかに、債権回収会社などと間違えているケースもあります。

法務局と間違えて電話をかけてくるのは、当事務所のウェブサイト内に法務局の案内ページなどを置いているせいだと思われます。

たとえば、Googleで「千葉地方法務局松戸支局」と検索すると、当事務所による「千葉地方法務局松戸支局のご案内」のページが4位に表示されます。

このページの中に、当事務所の電話番号が書かれているために、法務局の電話番号(フリーダイヤル)だと思って電話をかけてくる方がいるのでしょう。

ただし、電話番号の近くには必ず「高島司法書士事務所」と記載していますから、これを法務局と間違えるのはいくら何でも不注意だと考えます。

もちろん、このようなページをわざわざ作っているのは、千葉県松戸市で不動産登記をしたいと考えている方をターゲットとして、「千葉地方法務局」、「松戸支局」というようなキーワードで上位表示されるためなので、多少なりとも混同されることがあるのは自業自得です。

それでも、自分が見ているページは誰が作っているものなのか全く理解できない人が多いというのは、簡単に詐欺被害に遭う人が非常に多いということと直結しているのだと思います。

件数は少ないものの、債権回収会社などと間違えて電話をかけてくるのも、「合同会社SP ASSET POWER 代理人弁護士法人からの通知と時効援用」のようなページを見て、そこに書かれてい番号へすぐに電話してしまうということでしょうか。

近年このようなことがとくに多くなっているように感じるのは、ネットリテラシーが低い人でも何となくスマホが使えてしまうのに加え、電話を使う機会が極端に少なくなっているのも大きな理由だと思います。

普段電話を使っていないから、電話番号を確認して間違えないようにしようという意識がなく、目についた番号にそのまま電話してしまうというわけです。

今回はSEO対策とは関係のない話ではありますが、ホームページに書かれた内容をちゃんと読んでいない(ちゃんと読むことが出来ない)人が多いことを前提にして、わかりやすく親切なページ作りに努めるべきだといえるでしょう。