ウェブサイトやブログにより集客をおこなおうとする司法書士事務の数は年々増加し続けています。

当事務所のある千葉県松戸市でも、司法書士事務所によるウェブサイトは以前よりも多くなっており、油断していれば既存のウェブサイトは埋没していってしまいそうです。

当事務所のウェブサイトについても、かつては松戸市内の司法書士事務所の中でGoogle検索の上位に表示されるのは当たり前だといってもよい状況でしたが、今では頻繁な順位変動に見舞われています。

「司法書士 松戸」、「相続登記 松戸」、「相続放棄 松戸」など、わかりやすいキーワードでのGoogle検索順位を定期的にチェックしていると、いつの間にか今まで見かけなかったサイトが上位に表示されていたりします。

そんなわけで、各キーワードについて今よりも上位を狙っていくというよりは、ずるずると落ちていきそうなのを何とか必死に食い止めようとしているような状況だったりもして。

どうやったらGoogle検査順位を上げることが出来るのでしょうか?

ウェブサイトによる集客をおこなっている方ならば、誰もがSEO(Search Engine Optimization)について学び、実践していることだと思いますが、近年は狙ったとおりの効果を得るのが非常に難しくなっていると感じます。

たとえば、かつてはブログなら100記事も書けば自然と順位が上がってくると言われていた頃もありました。実際にも、それくらい頑張って記事を書けばたしかに順位上昇を実感できることが多かったはずです。

しかし、今では個人がせっせと記事を書いても、それで順位を上げるのは難しくなっているように感じます。絶対に上がらないわけでは無いものの、かつてと同じことをしても順位が上がる可能性は高くないということです。

それでも諦めずに更新を続けていけば順位が上がるかもしれないけれども、もしかしたら200記事を書いても上がらないかもしれない。その原因は記事のクオリティによるのかもしれないし、単に運によるのかもしれない。

司法書士事務所が集客をしようとするのに、そんな不確かなものに力を注いでいくのは、既に得策では無いと言ってもよいでしょう。

当事務所のように既に複数のサイトを保有しており、現実にじゅうぶんな集客が出来ている状況ならば、現状維持のための努力をおこなえば今のところは何とかなるわけです。

つまり、サイトの更新作業をしっかりと継続しながら、検索順位の変動や、サイトへのアクセス数等についても定期的な確認をおこなっていけば、突然まったくお問い合わせが入らなくなる可能性は低いはずです。

しかし、現時点でほとんど問い合わせが入っていないようなサイトが、これから検索順位を上昇させ、多数の問合せを得ようとするのは至難の業であるはずです。司法書士事務所によるウェブサイトが他にほとんど存在しないような場所なら別ですが。

そうであれば、SEOによる集客は諦めて、Google AdWordsなどのPPC広告によるのか、もっとほかの方法を考えるしかないのか。

私自身答えは持っていないのですが、とにかく現在のSEOはほとんど運次第だと思ってしまったりもします。それでも、松戸の高島司法書士事務所ウェブサイトが、もうしばらくこの地で踏ん張っていけるよう頑張って行くしかないと思っている次第です。

ただ、繰り返しになるかもしれませんが、現時点でゼロの状況からSEOによる集客をしていくのは、非常に難しいことだろうと思ってしまいます。私自身、新たに開設したサイトの順位が全然上がってこないことからも実感しています。

厳しい話になってしまいましたが、現状ではSEOに対して安易な夢や希望を持つべきではありません。うまく行けばラッキーだとしても、全く駄目かもしれませんので。